何が書かれているのか?
オークションから届いた時点のThinkPadに装着されているSSD( C:ドライブ )の内容が書かれています
マイクロソフト用語では”C: のシステム イメージ”と呼ばれています
Windows11はもちろんのこと
オプションでご購入いただいたマイクロソフト・オフィスや無料アプリも、すぐ使える状態で入っています
これで、システムを最初の状態に戻すことができるわけです
オプションの”Windowsバックアップ作成セット”と何が違うのか?
出荷時の C:ドライブ に合わせた容量しかありません
当然、使っている間に画像や文書が増え、Windowsも更新ごとに容量が増えますが、これらを収容できる余裕はありません
日々のバックアップ作成には、
ストレージ容量が大きく、回復ドライブも同梱される”Windowsバックアップ作成セット”をご利用ください
復元速度は速いのか?
無料オプションやオフィスが含まれない場合、2分16秒 (実測) で復元できました
いつ使うのか?
システム全体を初期状態に復元したい
Windows11が正常に動作しなくなった時
間違ってSSDの中身を消してしまった時
Windows11が起動しなくなった時
容量の大きいSSDに換装する時
使い方
Windows11の<設定>から、
回復オプションを呼び出します
詳細は、
https://faq.nec-lavie.jp/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=023222#a03
ThinkPadとは回復オプションのメニュー構成が異なりますが、
同じ項目を選んでください
Windows11が正常に起動しな時は、
回復ドライブを使って起動させます
①回復ドライブ(USBメモリ)をセットして、電源を入れます
②画面にLenovoのロゴが出ている間に、F12キーを押します
③起動ドライブを選びます
USB HDDを選びます
④しばらく待っていると
キーボードの選択画面が出ますので、Microsoft IMEを選びます
⑤オプションの選択
トラブルシューティングを選びます
⑥詳細オプション
空いているUSBにレストアSSDをセットし、イメージでシステムを回復を選びます
⑦回復するオペレーティングシステムの選択
Windows10(11)を選びます
⑧システムイメージの選択
内容を確認して、次に進みます
以下、画面の指示に従って操作してください
なお、書き込むドライブの制限が、いろいろあります
エラーが出た時は、その内容で検索すれば、大抵の場合解決するはずです
回復ドライブの作り方
こちらを参考にしてください
https://support.lenovo.com/jp/ja/solutions/ht514888
注:[ ]はキーキャップの刻印
Windows11のタスクトレイに使用中のキーボードアイコンが表示されます
日本語: ラテンアメリカ:
タスクトレイのキーボードアイコンをクリックするか
[Windows]+[spc] で
使用するキーボードを切り替えます
ラテンアメリカ キーボード
アルファベット小文字、数字、キーキャップの中段に刻印された記号
デリートキーは最上段ファンクションキーの右端[Supr]
に続いて[a] [e] [i] [o] [u] を押すと á é í ó ú
[Shift]を併用
アルファベット大文字、記号、キーキャップの上段に刻印された記号
に続いて[a] [e] [i] [o] [u] を押すと ä ë ï ö ü
[AltGr]を併用
[AltGr]を押しながら[@] [] [~]を押すとそれぞれの記号
日本語キーボード
残念ながら日本語Windowsにはラテンアメリカ キーボード用ドライバーが用意されていませんので、
101/102英語キーボードドライバーを使用せざる得ません
キーキャップの刻印にかかわらず、入力は英語配列になります
アルファベットと数字はキーキャップに一致しますが、記号は一致しません
[AltGr]は無効なので、@ ~は入力できません
対策
一時的に、[Windows]+[spc]でラテンアメリカに切り替える
該当記号を入力する
再び、[Windows]+[spc]を押して日本語キーボードに戻る
あるいは、
日本語ローマ字変換で、あっと、スラッシュ、チルド を入力します
日本語ローマ字変換のオン/オフは、
[Shift]+[Caps](Bloq Mayús)
または、
[Ctrl]+[Spc]
ウィンドウズモードからタブレットモードに切り替え
タスクバー左端の アクションセンタボタン(緑の矢印) を押します
タブレットモードボタンを押します
もう一度押すとウィンドウズモードに戻ります
タッチスクリーンを無効にする
ウィンドウズ/タブレットモードにかかわらず、タッチスクリーンは有効です
無効にするには、こちらを参考にしてください
選択チェックボックスの表示/非表示
エクスプローラ内の項目を複数個選択したいときは、選択チェックボックスを表示します
アプリの呼び出し
スタートメニューかタスクバーから Pantone Color calibration を選びます
アプリの働き
トップカバー(天板)を閉じた状態で、パームレスト上のレンズを通して画面を読み取り、指定した画面の色温度になるようにカラープロファイルを作成します
(参考)
なぜ必要?モニターのキャリブレーション – EIZO株式会社
御園生大地氏解説「色調補正を正しく行うためにPC環境を整える
アプリの操作
ディスプレイの白色点を選択:
色温度を選びます
変更しない場合は、“固有の白色点”にします
色温度は、D50 < D65 < D75 右側がより高くなり、ほぼ 5000K < 6500K < 7500Kになります
色温度は高くなるほど青味がかりクールな感じ、低くなるほど暖色になり温かみが増えます
注意しなければならないのは、画面の色は色温度を高くすると暖色に、低くすると青味がかります
これは、カメラのホワイトバランスと同じで、クールな光の中で白を白らしくするため真逆な色に調整するためです
特に問題なければ、“固有の白色点”を選んでください
(参考)
LEDの色温度[ケルビン(K)]とは
ホワイトバランスと色温度を理解して正しく調整する方法 – フォトグラファン
ディスプレイのトーンレスポンス(ガンマ)を選択:
ガンマ値を、1.8 2.0 2.2 から選びます
Windows標準のガンマ値は「2.2」といわれており、 大半の液晶ディスプレイはガンマ値「2.2」に合わせて設計されています
通常は 2.2を選択します
(参考)
液晶ディスプレイの「ガンマ」を知ろう
画面の明るさ:
事前に見やすい輝度に調整してください
設定が終われば、”次に→”を選びます
P50の天板(トップカバー)を閉めると、処理開始になります
測定中は、短いビープ音が連続して鳴り、天板の赤いインディケータが点滅します
測定が終了するとビープ音が長めに1回鳴り、インディケータが点灯します
自動的に、新しいカラープロファイルが作成、保存されます
次のキャリブレーションまでの間隔を指定し、”次に→”を選びます
以上です
結果が気に入らない
追加されたカラープロファイルを削除します
コントロールパネルの”色の管理”を呼び出します
検索ボックスに”色の管理”と入力します
デバイス タブのデバイス(D)にディスプレイを選び、削除したいカラープロファイルを選択して、削除(R)ボタンを押します
(参考)
【Windows10】ディスプレイの色がおかしい時に修正した手順